『九十九十九』読了。

著者は変態です。
そっちの同人よりも下手したらエロいと思う。
ミステリでショタ×ショタ、ショタ×ロリ、ショタ×おじさん、1対3の4P、ネクロフェリア、眼孔性交、トランスジェンダーを読むとは思わなかった。
カニバリズムもあったし、それとネクロフェリアに関しては猟奇殺人犯の典型的なところがあるから別におかしくはないと思うけれども、俺はこういうの好きだし態勢もあるから平気で、むしろ大歓迎ではあるけれども、普通の性癖を持つ人はどう思ったんだろう?
きっと引くんだろうなぁ。
内容としては流水氏のJDCシリーズの九十九十九と同じ名前であることと、美しさで人を失神させるほどということ、中に清涼院流水作品に本人も出てくることくらいが共通項かな。
それ以外では西尾氏の『ダブルダウン〜』みたいになっているわけでもなかった。
聖書で見立てが出てきたり、物語が進むに連れて前の話の収束して拡散していって、結構混乱するところもあったけれども楽しめました。
終わり方がちょっとはっきりしていない感が否めないけれども、あれはあれでいいとは思いました。以上。