3rd。

─ダンッ!ダンダンッ!!ダンダンダンッッ!!!
扉を叩く音が次第に強くなっていく。
(チィッ!やっぱ逃げられんのもここまでかぁ。)
─ダンダンダンダンッッッ!!!!
(めんどくせぇなぁ。どうにかなんないものかねぇ…。)
男は逃げていた。ただ逃げることだけが生きがいだった。
(あーあ…。今日のタイムは2時間かよ。もうちっとは逃げられると思ってたのに。)
「おらぁ!そこにいるのはわかってんだぞっ!!」「さっさと出てこいやぁッ!」
「へいへい。いーま、行きますよん、っと。」
─ダーーーッンッ!!!
今まで聞こえていた方向とは逆に音が響いた。
「はーい。あんた達が追っかけていた人でぇっす。」
勢い良く扉を蹴り壊した男は明るく言い放った。
「あんた達つまんねぇや。あきちったわ。いらないから消えちゃってね〜。」
男が言い終わるか言い終わらないか、そのくらいのタイミングでさっきまで眉間に皺を寄せていた男達は倒れていた。
「ふぅー…。また別の人達でも探そっかねぇ。」
そう呟いて男はそこから消えていった。
─血の海と数人の死体を残して。

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なんだろ、これ(苦笑)
ただ気性の荒い人達を怒らせて、逃げるのが趣味のキャラ…かな?
それでもって厭きたらその人達を殺しちゃう。
また変なのを打っちゃいましたな。まぁ、適当だからいいですかね(笑)